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Nanairo

プライベートを充実させてみたいものだ…。

会社を辞めたい…平成生まれの理由についての一考察

Diary

この間、職場で昼飯を食べながらネットサーフィンをしていたらこんな記事を見つけた。

bizmakoto.jp

まあ、これについて考えてみようというわけです。


この記事では平成生まれの社員が会社を辞める理由について、あるサイトのコメント欄を分析したうえで、まとめた結果を考察している。
それによれば、

新卒入社で3年以内に退職した平成生まれの若手社員のコメントを分析(627件)。退職理由を15項目に分類したところ「キャリア成長が望めない」(25.5%)を挙げた人が最も多いことが分かった。

とあり、自身のキャリア成長について考察した結果、辞めた人が多いということだった。

どうして、こういう結果になったのかについて、分析を行ったサイト管理者は次のように考察しいている。

 「終身雇用や年功序列のキャリアップを望めない今の若手社会人世代にとって、長い下積み時代よりも早く次のステップに挑みたい、という思いが強いように感じられる。企業にとっては、いかに成長できる場を提供し続けることができるかが、これまで以上に重要となるのでは」(ヴォーカーズ)とコメントした。

これについてライブドアニュースに興味深い記事が載っていたので紹介。

news.livedoor.com

これはフジテレビ系列のテレビ番組:バイキング内で坂上忍氏がコメントした内容を紹介しているのだが、そこからまた引用したいと思う。

番組エンディングの「みんなに言いたいニュース」のコーナーで、坂上自身が“一言物申したい”記事を紹介した。

その記事とは、就職・転職サイト「VORKERS」が調べた「平成生まれの退職理由」と題したランキング形式のデータだった。

コーナー冒頭からテンション高めの坂上は「入社して3年以内で辞めてったヤツらの理由です!辞めてったヤツらの!」と厳しい口調で、退職理由を紹介しはじめた。

退職理由1位の「キャリア成長がのぞめない」、2位の「残業・拘束時間の長さ」について坂上は「3年で何が分かるんですか?」、「3年だったらクソまで働け!」と次々に吐き捨て、ほかの出演者から笑いが起きた。

この坂上忍氏というのはWikipediaで調べると、職業は映画俳優で年齢は47歳とのことだ。
そして上記の引用をよく読んでみると、いかにも47歳の大人がしそうなコメントとしか言いようがない。

私も平成生まれの若輩者だが、これは氏の思慮不足を露呈したコメントとしか言いようがない。
なぜか。

① 平成生まれが直面している事情を理解していない。
 平成生まれというのはこれからさらに進むであろう高齢化社会の中で、その社会を支えていかないといけない。我々が65歳になるころには定年制がそもそもあるのかないのか、年金制度が破たんしているか否かという点を踏まえれば、自己が成長することがこの社会を生き抜いていくうえで、唯一の手段であり、そのために3年で仕事を辞めることについてなんら問題はないはずだ。そもそも、その仕事の本質は3年働いたからといって見つけることが出来るものでもないし、一生働いたって見つけれるかは分からない。だったら3年で見切りをつけるのは至極妥当な判断ではないか。

② 一般の社会人であれば福利厚生を気にするのは当たり前のこと。
 一般の社会人であれば福利厚生を気にするのは当たり前のことであり、売れれば仕事がいっぱい来て、そうでないときにはガラッと仕事が来ない芸能人と同等に比較するのは妥当ではないだろう。福利厚生だって社会人として働く上で受けることができる恩恵の一つであり権利なのだから、福利厚生が悪いから辞めるというのも妥当な判断であろう。

加えて氏にコメントを求められたIKKOが

「『キャリアの成長がのぞめない』って、そんなの自分で見て覚えろ!」

とコメントしているが、これはまったく話がかみ合っていない。
キャリアの成長が望めない=自分で見て覚える
というのとはわけがちがう。キャリアの成長が望めないというのは自己の能力の高さと、実際の環境とのギャップがあるからそういう風に考えるのであって、こんな思慮不足コメントを公共の電波でのんきに流しているのだから、この番組は視聴率が取れないんだ(あっ、話からずれました。申し訳ありません…。)

ちなみにこういう考え方をしている人もいるので紹介。wotopi.jp

この中では

3年で会社を辞めるのは自分が確立していて見切りが早いから

という見出しで「自分がやりたいこと、やりたくないことが決まっているから」と好意的なコメントをしている。

いやいやと仕事をやってきて「近頃の若者は…」という固定概念型の人間と、見方を変えて「自己の意思がはっきりしている」と好意的にとらえる人間。

前者は日本社会特有の思想だろう。古き考え方を「良」として失敗した者、堕落したものを見下す。
日本社会は再チャレンジする人間には厳しい傾向があると、この記事を読みながら思った。

いやいや最後まで1つのことをやり遂げるのが美しいのか、それとも自分のやりたいことをやろうとチャレンジするのが美しいのか。これは世代間での感じ方の差なんだと思った。