Nanairo

プライベートを充実させてみたいものだ…。

石川・金沢への小旅行1(北陸新幹線 東京〜金沢)

一時帰国の際、以前から行ってみたいと考えていた金沢へ日帰り旅行をすることにした。兼六園や古い町並みなどを見てみたくて、その日の朝に東京駅の券売機で新幹線の切符を買った。
北陸新幹線の開通で北陸に行くのは随分、楽になったと思う。以前は飛行機か陸路では新大阪経由・サンダーバードで行く(所要時間:約5時間)くらいしか思い浮かばなかったのが、今では新幹線で2時間半でいけるというから驚きだ。
北陸新幹線には「かがやき」と「はくたか」があり、前者は速達タイプで全車指定席、後者は各駅停車タイプ、自由席ありというもの。新幹線はE7系W7系になるが、この違いは車両の所有会社(JR東・西)であって基本仕様は同じとのことだ。私が乗ったのは行き・帰りともにJR東日本の車両だった。車内チャイムが上越新幹線と同じだが、W7系(JR西所有)では北陸ロマンが聞けるらしい。

E7系とW7系のチャイムを比較してみました

どうせなら行き帰り違う車両に乗りたかったが、これは運だからしょうがない。

私が乗ったのはかがやき523号(臨時列車)で乗車券が7,340円、普通車指定席特急券が6,780円で計14,120円。時間的には新大阪までと変わらないのでお値段としてはこんなもんだと思う。

余談だが北東北出身の人間としては自由席に乗ったことはなく、新幹線って指定席しかないものだと思っていた。自由席は確かに安いが、差額といっても500円くらいだし、自由席とは言うが行動の自由はないと思う。トイレに立ったら席を取られたなんて普通にありそう。よく、自由席ばかり乗る人は儲からないなんて聞くけど、確かにその通りかもしれない。

かがやき523号は定刻に東京を出発。いつものとおり、大宮までは110km/hくらいでゆっくりと移動していく。

新幹線の横には埼京線が並行しているが、これは新幹線の騒音に対する近隣住民への見返りとして作られたなんて言われているが、実は新幹線よりも騒音を立てているという何とも本末転倒な状態となっている。それであれば160km/hくらいスピードを出してもいいものだと思うのだけど。

大宮駅には18番線ホームに入線する。東北新幹線しか乗ったことのない私にとっては少し新鮮だった。だって、ホームが進行方向右手にあるだもんね。ここからいつも不思議に思っていた上越新幹線への分岐に入っていく。しかし、前日夜遅くまで知人と飲んでいたせいか、とても眠く寝てしまった。

目が覚めるとかがやきは軽井沢付近を通過していた。

軽井沢といえば現天皇陛下皇后陛下とこの軽井沢のテニスコートで出会ったそうだ。よく「テニスコートの恋」と言われるが、このテニスコート軽井沢にある。テニスをしていたら将来のお嫁さんと出会ったというのはものすごい運を持っている気がする。

新幹線は富山県に入り、進行方向左手には立山連峰が見えてくる。立山連峰日本アルプスというのは名前だけでしか聞いたことがなかったので、実物を見るのは初めて。何というか、言葉にならないほど感動した。

新幹線はここらへんでは約240km/hで走行しているので外の景色というのはただ流れて見えるだけなのだが、iPhoneのカメラはたまたま通りかかった富山地方鉄道の電車を捉えていた。

この富山に入るちょっと前の話だが、長野駅からJR西日本の車掌・運転手に交代されていた。私が乗ったかがやきは523号という100番台の番号が与えられているが、これは臨時列車であり観光用などに臨時で運転している新幹線だ。JR西日本の車掌さんも臨時電車と言っていたし、ご丁寧に沿線の案内までしてくれた。臨時電車のいいところは案外人が乗っていないことだが、ちょっと遅れが生じるとすぐに運休になってしまう。
私も就職活動時、田舎から東京に出てきたのだが、帰りの新幹線が何かの理由により1〜2時間遅れくらいなのに運休になってしまった。その時の新幹線は何とか97号、つまり臨時電車だった。まあ、どうでもいいのことなのだけど・・・。

山越えを終えると新幹線は日本海沿いを高速で金沢へ向けて走る。反対側の車窓には日本海雄大な景色と能登半島が見えているのだが、今乗っているのはE席。残念ながらその景色を見ることは出来ない。帰りはA席を撮ってみようと思った。
北陸新幹線は速度があまり出ない(山越えでカーブ続きだから)が、2時間30分の間に軽井沢立山連峰日本海能登半島など乗っている人が飽きない様々な景色を見せてくれた。これだけでも14,120円を出す価値はあるだろう。新幹線は定刻どおり金沢に到着。ここからノープランな散歩が始まる。(つづく)