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台湾新幹線乗車記(台北→左営(高雄))

7月8日(日)、職場の先輩が台湾新幹線に乗って高雄に行こうと言い出し、断り切れなかったので、台湾新幹線に乗って高雄に行ってきた。
高雄は台湾南部の都市で台湾では一応、第2の都市と言われている。Wikipediaによれば台湾内で一番人が住んでいる都市は新北市であり、次は高雄市台中市、そして首都である台北市の順だそうだ。
同行する先輩は泊りがけで行くとのことだったので、筆者だけ後追いする形で高雄に向かった。ちょうど共通の知人がいるので某ホテルのレストランでお茶をしましょうというのが、今回の目的である。
今回は台北を11:31に出発して、左営に13:05に到着する第125次車のグリーン車に乗った。

台湾新幹線ではグリーン車は「商務廂」と言う。お値段は普通車が1,470台湾元(=5,472円@3.72)、グリーン車は2,195台湾元(=8,165円@3.72)だが、早割が設定される電車も存在する。
台湾新幹線東海道新幹線と同じような運行をしていて、
のぞみタイプ…南港、台北、板橋、台中、左営にのみ停車(約1時間30分)
ひかりタイプ…南港、台北、板橋、桃園、新竹、台中、嘉義、台湾、左営(約2時間10分)
こだまタイプ…南港、台北、板橋、桃園、新竹、苗栗、台中、彰化、雲林、嘉義、台湾、左営(約2時間25分)
の3つがあり、のぞみタイプは昼間、ひかりタイプとこだまタイプはそれぞれ適当な時間に20%~35%の早割を受けることが出来る。ちなみに早割は英語ではアーリーバードと言うけど、中国語でも早鳥と書くようだ。

台湾新幹線では切符のもらい方として、
① 駅で自動販売機または窓口で買う。
② あらかじめインターネットで予約して駅やコンビニで買う。
③ コンビニの端末をたたいて買う。
の3種類があるが、コンビニで買う場合は2次元バーコードの紙をもらい、それを改札にタッチするという形になる。ちなみにコンビニでは発見手数料として別途10元を取られる。
駅で発券してもらった場合はチケットをもらうのでそれを改札に入れて読み取らせるが、注意すべき点は日本では表裏関係なくチケットを自動改札機に入れても構わないが、台湾新幹線では時間が印字されている面を下面にして改札機に入れる。そして改札を出る時も日本では自動改札機にチケットが取られてしまうが、台湾新幹線ではチケットが返されるのでそれを取らないと改札機が開かない。

この日は1Aホームから出発するということで、1Aホームに降りて新幹線が到着するのを待つ。
新幹線は台北市発ではなく、隣の南港という駅が始発となる。

ホーム内はこんな感じになっている。
ホームはこんな感じになっている。

さっそく日本で見たことのある機械を見つけた!

確かこれは出発信号機で、白になると進行現示、赤になると停止現示となる。新幹線は車内信号方式なので線路に信号機は置かれていない。したがってホーム上の係員や車掌は出発信号が進行になっていることを確認する。

余談だが台湾新幹線は日本の700系をベースに作られた車両で保安装置も日本のD-ATCを採用している。
2011年に中国・温州で故障して立ち往生している列車に後続の列車が衝突する事故が起き、事故車を埋めたという話があったが、この時、台湾新幹線についてもその安全性について台湾内で心配する声が挙がっていた。しかし台湾新幹線を運用する台湾高鐵の技術担当者は「うちは日本製なんで大丈夫」的な発言をしたことは有名だと思う。
台湾新幹線は複数の国が参画して建設したため人員教育に時間を要し、運用開始から間引き運転をしていたという時期もあったらしいが、損失が生じても人員教育に時間を割いているあたり日本に通じるものがあると思うし、台湾人の誠実さがよく分かる気がする。

そうこう考えているうちに新幹線が入線してきた。

筆者が割り当てられたのは6号車の進行方向に向かって後ろの席なので、7号車の入口から車内に入った。
国民性なのだと思うが、台湾の人は乗車も降車もゆっくりだ。日本人がせっかちなだけと言われればそれまでなのだが、降車時は特にゆっくりで新幹線が駅に着いてから身支度をして、通路をふさいでもお構いなしという感じだ。たぶん日本で同じことをしたらブーイングを食らうのは間違いないが、そもそも乗り遅れるし、降り遅れるだろう。

車内はこんな感じである。本当に日本の新幹線とそん色ない。

車内案内も本当に日本と同じである。

日本と違うのはグリーン車のみだが、オーディオサービスがある。

イヤホンがあれば聞けるが、イヤホンを持っていなかったので聞かなかった。

新幹線は定刻通り出発し、最初は板橋に止まる。板橋を出るまでは地下をゆっくりと走行する。
出発するとアテンダントさんがやってきて、おしぼりとおやつをくれた。

(おやつの写真を撮り忘れたが、海苔せんべいみたいなものでとてもおいしかったです。)

板橋を出ると新幹線はだんだんと本気を出す。




時速275kmまで出てきた。


田園地帯に入るとトップスピードである300km近くまで達する。

大きい道路や高層ビルが見えて、新幹線は台中市に入った。




台中駅に定刻通り到着した。余談だが台湾の新幹線の駅は台北を除いて中心部から外れたところにあると思う。

台中駅でぞろぞろと人が降りて、定刻通りに発車した。



高雄に近づくに従って、工場が多く見られるようになった。

高速公路(高速道路)。結構な量の車が走っている。台湾人はお出かけが大好きらしく、外が暑くても活発的に行動する。

左営駅の構内に入り、新幹線の留置線が見えた。新幹線が何本か留置されている。

左営駅の隣には三越(台湾では新光三越という)がある。

定刻通り左営に到着した。

降車後、1号車まで歩いて前面を写真に収めてみた。帰宅中の車内で撮影したデータを見ていたのだが、よく見ると血みたいな汚れがついている。台北駅の入線動画を見返すと入線時にはついていたので、以前からついていたものらしい。鳥か何かが衝突したのだろう。

先日、日本でも山陽新幹線で小動物に当たったと思ったら実は人だったというニュースがあったが、台湾でも新幹線線路は高架になっているし、フェンスもつけられている。

左営駅構内。

こちらは高雄市内の中央公園。



新幹線の車内は結構冷房が効いていて寒く、下車後にトイレに行きたくなり公衆トイレに入り込んだ。
余談だが台湾の公衆トイレのうち、駅は比較的きれいなのだけど、人が入った後はものすごい臭う。何を食べてこうなるんだ…と思うくらいなのだけど、油物を食べることが多いからそうなるのだろうか。とにかくリセッシュが欲しい。

帰りの左営駅。

感想としては
グリーン車サービスが日本よりも良かった。(いまではグランクラスがあるからグリーン車もそんなにサービスが良くないと思う)
・寒い。
・結構揺れる。
という感じだろうか。旅行で乗るのであればグリーン車をお勧めしたいと思う。

なお、今回の旅で新幹線車窓を撮影した際に使用したアプリはこれ。

また、台湾内を旅行する際に便利なアプリもついでに掲載。

台灣高鐵

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参考記事
toyokeizai.net